2012/04/30

楠の器

少し大きな楠が手に入ったので、少し大きめの器を作ってみました
237×325×33
四角の皿  存在感があります
235×377×35

三角の皿 木どりの関係でこの形になったのですが、かえっておもしろくなりました
楠は木目がはっきりしていて、好みがありますが、杢がはいってきれいです

2012/04/25

奥の院  春の静寂

修禅寺から奥の院(弘法大師が修行したといわれる場所)まで
約一里の道のりを、ガイドとともに、里山の風景を楽しみながら、
八十八ヶ札所やいろは石をめぐります。
お弁当、茶菓子つきで参加費1.000円

四月の日曜日、母と参加しました。
きちんと手入れされた土手
もうすぐ田植えが始まるように土をおこされた田んぼ
春のやわらかな色あいの山
正しい日本の里山です!

ゆるやかな坂道を二時間ほど歩くと、弘法大師が修行したといわれる奥の院があります。
小さい滝があり、御堂の跡の礎石があります(再建をめざしています)

地元のお母さんが作った「奥の院弁当」が美味しくて美味しくて
ここまで歩いてきた御褒美です

煮物は薄味ですが味がしみ込み、肉厚のシイタケは噛むとじわっと美味しさがひろがります。
ぬたは、ごまも入っています。味噌汁の味噌はもちろん手作り!
ほとんどのものが、地元湯舟産です。
正しい日本の田舎のご飯!

奥の院茶屋では、採れたての野菜、山菜、漬物、ジャムなども売っていて(5月27日まで、毎日曜日営業・5月6日を除く)
わたしは、のびる、手つくりこんにゃく、黒米もちなどを買いました。

帰りは、臨時バスがでます。修善寺温泉まで、400円・修善寺駅まで500円
もちろんのらないで、下りなのでゆっくり歩いていかれてもよいのです。
母と一緒だったのと、雨が降ってきてしまったので、バスに乗りましたが・・・

リピーターが多いというのもわかりますが、意外と知られてなくて
神奈川県からの参加の方もいました。
首都圏からの日帰りも可能です。
帰りに「,はこ湯」によってひと風呂なんてのも

秋にも「秋の静寂」ということで予定されています
10月11月の日曜日  詳しくは伊豆市観光協会 修善寺支部0558-72-2501


2012/04/18

しゃが













大好きな花 「しゃが」
山野草で茶花にも使います
昨年は、思いもかけない四月の雪で花芽がやられたのか
我が家では一つも咲きませんでしたが
今年は、満開

いなかに住んでいた子供の頃、友達のいる集落まで行くのに
小学校の裏からぬける山道に、咲いていました
この時期 薄黄緑色の小さなふじのような「きぶし」
柔らかな葉のなかに白い「山桜」
そして「しゃが」
そんな少し薄暗い湿った山道を登りきると、
小さい峠から、ぱーと開けて畑の向こうに家々が見えます

「しゃが」を見ると
その時の光景
その時の気持ちが浮かんできます
ひとりのちょっとの冒険

かけがえのない経験だったことは
大人になった今、わかります

2012/04/12

梅の木


めずらしいのですが「梅の木」が手に入り、何をつくろうかといろいろ試みています。
大きなものは少なく、細かい「われ」が入ったりしているのですが、削ってみると、黄土色と茶色の肌合いがとても美しい。
小さな器

幅いっぱい取った器
山桜なみにかたい!

ペンダントトップ
幹の形を生かしいっぱいに作った器
しおむすび+たくわん

2012/04/05

たいへんだぁ!!!

春の嵐どころか、台風?強風が日本中を吹き荒れました。
トラックが横転している画像をテレビで見たりして、大変ねぇ~すごかったのねぇと思っていました。

昨日はお店がお休みで、軽トラに積んだ木材を降ろすために山の工房に行きました。
大きく重いので、一人でも持てるように木をカットして、運んでいるとき、ふと駐車場のそばの檜の大木をみると風で幹が揺れています!下の根っこのほうも動いています!
このままでは、我が家直撃!
思わず手で押さえてみまし たが、そんなので止まるわけがありません。とりあえず、材木を運んだロープで手すりに縛って、管理事務所に電話(運悪く昨日はお休みの日)し、ゴルフ場の倒木の処理に来ていた業者の人に頼むことができました。ふぅ~



さすがプロ!クレーン車から軽々と木に移り、倒れないように木にワイヤーフックをかけます。

三回に分けて切りました。職人さんの仕事手際には見ていてあきません。木は、枝と同じように、根を伸ばすそうで「枝が大きく広いと根の張りが大きい、針葉樹よりも、広葉樹のほうが根の張りがよく倒れにくい」と教えてもらいました。
無くなってしまうと少しかわいそうな気がしますが、これで安心して過ごせます。












2012/04/01

春の息吹

春の嵐が吹き荒れたのち、一転して素晴らしい晴天となりました。
リュックを背負った姿も目立つようになりました。













山の「黒文字」の小枝を飾りました。

自然の造形というのはおもしろいです。
一個ずつ芽がはじけて、赤ちゃんのようなやわらかい葉がどびだしてきます。

この枝を散歩の時採っっておいて、葉がらし(葉をつけたまま枯らす)しておいたものを小刀で削ります。
ずいを残し(ぐずぐずとなるため)削るのは、なかなか難しいんです。
器を買い求めてくださった方に「黒文字のつまようじ」としてプレゼントしています。

花器は、「梅」の木です。 
木肌が独特でおもしろいです。 


退職記念に息子夫婦からプレゼントしてもらった花かごをテーブルに~
吉祥寺の「4ひきのねこ」というところから~



左側に一本だけ飛び出ているの緑のが、アンテナみたいで面白いです。
なのに半分しか映っていない・・・・・・
春のたのしさ、かわいらしさを感じます。るんるん
たとえ小さな花でも、生の花が部屋の中のあると「部屋の空気」が「いい気」になるような気がします。

忙しくても忙しいからこそ、「花や、枝をかざりたいたい」「小さな喜びや楽しみを大事にしたい」と思っています。