2012/09/30

十五夜

今日30日は十五夜です。
なのに、なのに・・・・
大きな台風がきている。。。消防団が注意を呼びかけています。

十五夜のお菓子をいただきました。
可愛いので、思わず「楠のパン皿」にのせてパチリ!
この楠の木は、修善寺温泉場地区の木です。
売っているものと違い、節や色などくせがあり表情が面白いです。
きちんとした形も好きですが
このように耳も残して、自然を切り取った感じがよいなぁと、思います。
端の耳?がこげ茶でいい感じなんです。
お菓子やパンだけでなく、なしやりんごなどの果物、チーズ、サラダなど
カップをのせて、トレイとしても使えます。

2012/09/23

磁器のカップとグラス

ナゴヤドームに作品を置くために、今大きい作品に取り組んでいる最中ですが、「点」に合う可愛いい(?)器を作ってもらい、作品が届きました。
白磁、青磁の薄いブルーは、自然な木の色と合うような気がします。


高さ約6.5センチ
軽いんです
釉薬がかかっているところと、そうでないとところが模様になっていて、手が滑らないようになっています。

高さ約10センチ

すこしスマートな細長い感じで、安定するように、下のほうをすこし重く作ってあります。


2012/09/12

修善寺・柳生の庄 古典落語の夕べ


九月の始めの平日に、古典落語の会が開かれます。
今年は9月12・13・14日  20時~21時30分(19時半開場)
                 前売り1000円当日1200円通し券2500円



地元、修善寺温泉場出身の春風亭傳枝さん、
そして、江戸っ子の三遊亭圓遊師匠



会場は、数寄屋造りの一度は泊ってみたい高級旅館の「柳生の庄」の剣道場(剣道場があるなんて、さすが柳生!)
今日、初日にいってきました。
傳枝さんが、一席、と「かっぽれ」
若くて、勢いがあります。
かっぽれも踊ってくれました。
圓遊師匠が二席
何といっても、どうやって、現代から古典の「はっつぁんくまさんの長屋の世界」にもっていくのか、「枕」が面白いです。
そして、修善寺の話も入り、お客さんへのアドリブ、自在でさすが師匠!
やっぱり生の話はいいです。

大笑いして修善寺の夜は更けてゆきます。

2012/09/08

10センチとラボラトリオ

松本城の本最古の五重天守(さすが国宝)

















松本へ行ってきました。
木工をしている夫は、木工作家としてとても有名な三谷龍二さんのお店「10センチ」を訪ねてみたいと思っていました。

以前修善寺のお店に来た方に
「どんな人がつくっているのか?どういう経歴なのか?」
いろいろ質問、尋ねられました。

「外の雰囲気、空気が他と違っていて、気になって、中に入ったんだけど、三谷さんの作品が何故ここにと思ったので」
実は、鎌倉の寺社建築の棟梁(すごい!)で、三谷さんとも親しいと話されました。
「作ったものには人柄が出る。ものを作っていくのは大変だけど頑張るように」と、励まされました。
そして、山桜の大きめの皿を買っていかれました。

地図を頼りに、10センチをやっと探し当てました。
作品は少ない(人気ですぐになくなってしまうから)ですが、静かで、やさしい。
本で見たものを、実際に目にし、手に取ることができ満足しました。

バチバチと写真を撮るのもなんだか~と思っているうちに一枚も撮らずに・・・・とほほ

ラボラトリオも同じように雑誌で紹介されていて、歩いてすぐ。衣類と、雑貨と、木工が古い薬局のビルにゆったりとあります。
歩きくたびれたので、そこで「マフィンとスープのランチ」をいただきました。
かぼちゃとレンズ豆のスープ、噛みごたえのある全粉粒のマフィン
ついつい、デザートにルバーブのケーキ(だってルバーブですもの)
ラボラトリオの側面から

















昭和初期に建てられた建物は、多角形の出窓、タイルの装飾など贅沢に建てられています。

クラフトの町松本を散歩し、あらためて、どのようなものを作っていくのか、どのような店にして行くのか、考えました。
温泉にも入り、すこしリフレッシュして、また気持ちを初心にもどって、始めたいと思います。