久々のブログです。
二月上旬、母が亡くなりました。
十二月に体調を崩し入院しました。
その時に検査で、大動脈瘤が見つかりました。
暮れは退院し、お正月すぎには、近くのスーパーまで歩いて買い物に行ける程回復しました。
亡くなる一週間前には、近くの母の生まれ育った所の温泉に、皆で泊まりにも行きました。
母は、夜、泊まったホテルの窓から、故郷の海を、海岸を、造船所のあった入り江(今はもうホテルが建っている)を、湯の川を、ずっと眺めていました。
一週間後に亡くなるとは思いも寄らないことでした。
前日には、一人で美容院にも行って、バレンタインの生チョコを買ってきてくれました。
大動脈瘤は突然破裂することがありますが、それはもう少し先と思ってました。
「突然」とは予期しないときに起こるのだと実感しました。
母は、夫が山の工房から帰ってきて、出来立ての作品を木のテーブルの上に並べると、「これは素敵」「木目がきれい」といつも誉めてくれました。
そして、母が激賞したものは、やはり人気があって、お店に置くとサァ〜と売れてしまいます。
工房のある山では、母も一緒に小一時間程散歩します。
山の幸、蕗の薹、芹、蕨、山椒、むかご、あけび、収穫するのを楽しみにしていました。
雪の中からそろそろ蕗の薹がでてきているでしょうか?