2012/06/09

「遊び」の仕事

器を作ると端材がでます
器ができるほどに木が大きくなるまでには、長い年月がかかります
もったいないので、端材も生かして、小さな器をつくります
10~13センチくらいの大きさ
いろいろなうるしの技法で仕上げてあります


左 外乾漆子仕上げ  右 外鉄媒染仕上げ
 いろいろなうるしの技法を使い、内と外をかえてみたりして、遊んでいます

左 溜めうるし  右 外鉄媒染仕上げ
使いやすい形大きさという決まった器の仕事も大事なのですが 
「遊びの仕事」というのも
木が好き、木を生かしたいという初心ともいうべき想いを持ち続けるためにも
必要のことなんです

「大きなのは買えないんだけど」と店にいらしゃる度に、小さな器を求められ
「飾って眺めているんだ」という方がいます
「飾るだけでなく、茎わさびの三杯酢など入れて、使ってください」というんですけど・・
もちろん〇〇をのせたら~〇〇をのせて使っていますというお話もあります

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