2012/11/27

「豊田たんす」と古楽器

名古屋を訪ねたとき、翌日、大須をあるいてみました。
大須観音を中心とした下町という感じで、同じよう通りが縦横に走って、迷ってしまいました。
そこで、出会ったのが「豊田たんす」です。
http://www1a.biglobe.ne.jp/oakshop/
入口にぺザントチェアーが置いてあって、その可愛さに惹かれ、思わず店内に~
オーク材で、大げさではない控え目だけど品がある戸棚、机、丸テーブル・・・
歳をとって、好きな版画と、気に入った食器と、本が少し、そんな生活に、こんな可愛い家具を置きたいと思わせてくれる家具でした。 

が、店内の奥に進むと、パイプオルガンがあるではありませんか!
閉管式ということで、大きさは、2メートル位?なんと全部手造り!!!
解らないところは習いにいかれたそうですが、すごい!すごい!と感激していたら
すぐ近くの「OAK SHOP」へ~


そこにはチェンバロ、オルガン、リュート、ポルタティフオルガン、などなどの古楽器の宝庫
もちろん、手造り!!!
チェンバロの弦は、地元大須に古いお店があってそこから見つけ出したとか、
リュートの弦のねじ?は新幹線に乗る時に彫刻刀を持参し、つくったとか、
板?を曲げるのは、台所でフライパンにお湯をはってとか
ひとつひとつ楽器をつくりあげていくお話が面白く、長居してしまいました。

そして、古楽器とパイプオルガン愛好サークル
「ファニチャーX」がここでして活動しています。(必然ですよね)
http://furniturex.sakura.ne.jp
私も、名古屋に住んでいたら、のぞいてみたい。

もちろん、家具も素敵です。私は、竪琴の彫刻(ここのオリジナルだそう)のぺザントチェアーが気になります。

2012/11/22

ドームやきものワールド

「ドームやきものワールド」へ行ってきました。友人の陶芸家が出展するので、始めてきました。ナゴヤドームで開催される陶器市で、日本最大級とうたっているだけあって、日本全国から窯元が集まります。
作家物、洋食器、漆などの工芸品、家具、テーブルコーディネート展、ワインの試飲などもあって、お祭りという感じです。

友人は、食器の絵柄の元となる「転写紙」のデザインをしてきたので、絵付けがうまいのです。
展示の作品は、呉須の青と鉄の茶を使った蓮の大皿、カエルやヤギ、カメレオンなどの動物
(可愛らしいのではなく、なんとなくユーモラスで楽しい!これはなかなか難しいと思うのだけど)
を描いたものなど、あれだけ多くの焼き物がある中で、とても個性的な作品だと感じました

大皿は、完売!!!だったそうで、わが「点」の店に来るのは無理ですが・・・
いつか、小さな個展でもお願いしたいと思っています。

この器に、これをのせたら素敵~と楽しみをもたせてくれる器
この器に、何をのせたらよいのだろう~考えさせてくれる器
そんな器を作っていきたいと、たくさんの器を見て思ったのでした。


2012/11/15

I love cofee

 おそうじをし、花をかざり、お店の準備ができたところで、いつも珈琲をいれます。

始めて珈琲を飲んだのは、小学生の時。
憧れの美術の先生の部屋で、凝ったカップにペーパードリップで淹れたものでした。
神妙な顔をしていただきましたが、もちろん、苦いだけで味はわからず・・・
「みづゑ」という美術雑誌を知ったのもこのころでした。
子供でしたねぇ・・・
高校生の頃、サイフォンで淹れるのが流行ったらしく、父が買ってきましたが、アルコールランプを使うのが煩わしくすぐに押し入れに・・
大学生になると、なくてはならないものになり、手挽きのミルで、ペーパードリップで。
恩師は、イタリアに留学した経験からか、甘党だからか、砂糖を三倍いれると「美味しくはいったね」と。

友人から、美味しい珈琲豆を紹介してもらいました。
自分で、豆を現地まで行き買い付けし、焙煎して、自宅まで届けてくれます。
Kazuhide KAWAHIRA
http://www.weloveyoucoffee.com/



仕事が一段落した時
考えごとの途中
好きの音楽を聴くとき

楠のパン皿を トレ―にしてみました
磁器の可愛いカップ  生チョコとかクッキーなど添えて、自分だけの珈琲タイム
お湯を注ぎ、豆がプ―と膨れて香りが引き立つ瞬間が好きです。

「珈琲豆を届けてくれる彼」もすてきな青年です。

2012/11/07

ベビーマグ

離乳食用に、食品を潰して赤ちゃんにあげられるように、取っ手を付けた器を作りました。
初孫の食い初めの時に使いました。
お店にも置いてありました。
過去形なのは、二つ作って、売れてしまったからです。
山桜 直径10,8センチ  高さ3センチ
買って行かれたのは、「大人」年配の方です。
御自分用です。
取っ手があるので、持って使えると。
そういう使い方、必要を感じているんだと。
また作ってもらいます。

中に入ってるのは「アビオス」というマメ科の野菜です。
ほくほくとして、茹でピーナッツのような感じ?
O i s i x おいしっくすという食品専門のインターネット通販から取り寄せている、隣のはちみつの「花の道」のOさんから、いただきました。
彼女は、食いしん坊なので、時々変わった食材をもらいます。


2012/11/01

木のペンダント

木の違いやおもしろさを伝えたくて、器以外にもボタンやペンダントを作っています。
幅広い年代の人に人気です。
色をつけたわけではなく、みがくことによって(これが大変!紙やすりの1200番までみがきます。きずがあると、荒い目までもどってやり直し)色、木目が引き立ち「木」が輝いてきます。
左上から パープルハート、楠、ウォールナット
下左から 欅、梅。黒柿、黒檀
普段の服に、気張らず、すこしだけおしゃれに、こんなのがあっったらとという思いでつくっています。 
そして、両面みがいてあるので
身につけて、ひっくり返っても「表」
何より軽く、肩が凝らない

だんだん、この木で作ったらどうだろうかと、木の種類も増え
ついつい、紐の色も増えていきました。
紐の色によっても表情が変わるのです。みなさん楽しそうにあれこれ迷っています。

気に入って「このまましていきます」といわれる方も意外と多くて、うれしいです。