2012/12/28

ちいさなバッグ展・中島 こずえ

ハンドメイドのバッグです。
まだ若い作家さんです。
お財布と(長財布でも)スマホとハンカチなどちょっとしたものを入れ
持って歩けるバッグです。
 

PISHAS!のbagはハンドメイドです。
テキスタイルの様々な組み合わせがあります。
それぞれのテキスタイルの新たな表情を引き出したいと考え、
デザイン、加工、縫製をしています。
身近で、特別な、bagでありたいと思います。
           25㌢×25㌢

一つ一つ違っていて、リバーシブルで使えます。

今年、台東区デザイナーズビレッジなどがあり、若手の作家を応援、育てようとする、台東区の第23回雑貨デザイン画コンペティション、カバン・バッグ部門入賞しました。


2012/12/17

九曜窯個展

西焼津に、友人の旦那様の陶芸家の個展に学生時代のもう一人の友人とともに、行ってきました。
彼は、焼津に九曜窯を開いています。
友人も、着物姿でにこにこと~妹さんが作ったというチェックの割烹着もかいがいしく御客様の応対をしていました。

写真のマグカップはハマグリを置いて焼いたそうで、「海の音」
中の珈琲は、個展会場の自家焙煎のコーヒー店「木造香舎」(ちょうどセール中!)

焼津のお菓子「若節」 (しろあんに胡桃が入ってる) 
さすが鰹節の産地、焼津!
友人の教え子の差し入れで、今は御菓子屋さんの「菓詩の季」

木の皿は、修善寺の楠を使った「点」の皿です。
  
写真にはないですが、他にも、いくつか~
まあるいお皿の「お日さま」
鉄釉鉢の「夜明け」
銘を見ただけでも、やさしい人柄がわかるでしょう?

木の器を作っていますが、器好きなんです。子供のころから~ 
  
毎日料理を作る日常にすこし飽きたときに、新しい器、面白い器があると、
また、新鮮な気持ちで「よし!」と思えるのです。



2012/12/10

クリスマス

お店のテーブルの上をクリスマスバージョン?にしてみました。
みんなで集まって、パーティーかな。
真ん中の山桜の器は、木の形を生かしてあります。
私の中では、クリスマスツリーみたいと思ったのです。

磁器の大きなカップはたくさん飲む人に~(笑)
暖かい部屋で生ビールかなぁ。

山の「サルトリイバラ」を置いてみました。
緑と赤がクリスマス気分です。

2012/11/27

「豊田たんす」と古楽器

名古屋を訪ねたとき、翌日、大須をあるいてみました。
大須観音を中心とした下町という感じで、同じよう通りが縦横に走って、迷ってしまいました。
そこで、出会ったのが「豊田たんす」です。
http://www1a.biglobe.ne.jp/oakshop/
入口にぺザントチェアーが置いてあって、その可愛さに惹かれ、思わず店内に~
オーク材で、大げさではない控え目だけど品がある戸棚、机、丸テーブル・・・
歳をとって、好きな版画と、気に入った食器と、本が少し、そんな生活に、こんな可愛い家具を置きたいと思わせてくれる家具でした。 

が、店内の奥に進むと、パイプオルガンがあるではありませんか!
閉管式ということで、大きさは、2メートル位?なんと全部手造り!!!
解らないところは習いにいかれたそうですが、すごい!すごい!と感激していたら
すぐ近くの「OAK SHOP」へ~


そこにはチェンバロ、オルガン、リュート、ポルタティフオルガン、などなどの古楽器の宝庫
もちろん、手造り!!!
チェンバロの弦は、地元大須に古いお店があってそこから見つけ出したとか、
リュートの弦のねじ?は新幹線に乗る時に彫刻刀を持参し、つくったとか、
板?を曲げるのは、台所でフライパンにお湯をはってとか
ひとつひとつ楽器をつくりあげていくお話が面白く、長居してしまいました。

そして、古楽器とパイプオルガン愛好サークル
「ファニチャーX」がここでして活動しています。(必然ですよね)
http://furniturex.sakura.ne.jp
私も、名古屋に住んでいたら、のぞいてみたい。

もちろん、家具も素敵です。私は、竪琴の彫刻(ここのオリジナルだそう)のぺザントチェアーが気になります。

2012/11/22

ドームやきものワールド

「ドームやきものワールド」へ行ってきました。友人の陶芸家が出展するので、始めてきました。ナゴヤドームで開催される陶器市で、日本最大級とうたっているだけあって、日本全国から窯元が集まります。
作家物、洋食器、漆などの工芸品、家具、テーブルコーディネート展、ワインの試飲などもあって、お祭りという感じです。

友人は、食器の絵柄の元となる「転写紙」のデザインをしてきたので、絵付けがうまいのです。
展示の作品は、呉須の青と鉄の茶を使った蓮の大皿、カエルやヤギ、カメレオンなどの動物
(可愛らしいのではなく、なんとなくユーモラスで楽しい!これはなかなか難しいと思うのだけど)
を描いたものなど、あれだけ多くの焼き物がある中で、とても個性的な作品だと感じました

大皿は、完売!!!だったそうで、わが「点」の店に来るのは無理ですが・・・
いつか、小さな個展でもお願いしたいと思っています。

この器に、これをのせたら素敵~と楽しみをもたせてくれる器
この器に、何をのせたらよいのだろう~考えさせてくれる器
そんな器を作っていきたいと、たくさんの器を見て思ったのでした。


2012/11/15

I love cofee

 おそうじをし、花をかざり、お店の準備ができたところで、いつも珈琲をいれます。

始めて珈琲を飲んだのは、小学生の時。
憧れの美術の先生の部屋で、凝ったカップにペーパードリップで淹れたものでした。
神妙な顔をしていただきましたが、もちろん、苦いだけで味はわからず・・・
「みづゑ」という美術雑誌を知ったのもこのころでした。
子供でしたねぇ・・・
高校生の頃、サイフォンで淹れるのが流行ったらしく、父が買ってきましたが、アルコールランプを使うのが煩わしくすぐに押し入れに・・
大学生になると、なくてはならないものになり、手挽きのミルで、ペーパードリップで。
恩師は、イタリアに留学した経験からか、甘党だからか、砂糖を三倍いれると「美味しくはいったね」と。

友人から、美味しい珈琲豆を紹介してもらいました。
自分で、豆を現地まで行き買い付けし、焙煎して、自宅まで届けてくれます。
Kazuhide KAWAHIRA
http://www.weloveyoucoffee.com/



仕事が一段落した時
考えごとの途中
好きの音楽を聴くとき

楠のパン皿を トレ―にしてみました
磁器の可愛いカップ  生チョコとかクッキーなど添えて、自分だけの珈琲タイム
お湯を注ぎ、豆がプ―と膨れて香りが引き立つ瞬間が好きです。

「珈琲豆を届けてくれる彼」もすてきな青年です。

2012/11/07

ベビーマグ

離乳食用に、食品を潰して赤ちゃんにあげられるように、取っ手を付けた器を作りました。
初孫の食い初めの時に使いました。
お店にも置いてありました。
過去形なのは、二つ作って、売れてしまったからです。
山桜 直径10,8センチ  高さ3センチ
買って行かれたのは、「大人」年配の方です。
御自分用です。
取っ手があるので、持って使えると。
そういう使い方、必要を感じているんだと。
また作ってもらいます。

中に入ってるのは「アビオス」というマメ科の野菜です。
ほくほくとして、茹でピーナッツのような感じ?
O i s i x おいしっくすという食品専門のインターネット通販から取り寄せている、隣のはちみつの「花の道」のOさんから、いただきました。
彼女は、食いしん坊なので、時々変わった食材をもらいます。


2012/11/01

木のペンダント

木の違いやおもしろさを伝えたくて、器以外にもボタンやペンダントを作っています。
幅広い年代の人に人気です。
色をつけたわけではなく、みがくことによって(これが大変!紙やすりの1200番までみがきます。きずがあると、荒い目までもどってやり直し)色、木目が引き立ち「木」が輝いてきます。
左上から パープルハート、楠、ウォールナット
下左から 欅、梅。黒柿、黒檀
普段の服に、気張らず、すこしだけおしゃれに、こんなのがあっったらとという思いでつくっています。 
そして、両面みがいてあるので
身につけて、ひっくり返っても「表」
何より軽く、肩が凝らない

だんだん、この木で作ったらどうだろうかと、木の種類も増え
ついつい、紐の色も増えていきました。
紐の色によっても表情が変わるのです。みなさん楽しそうにあれこれ迷っています。

気に入って「このまましていきます」といわれる方も意外と多くて、うれしいです。

2012/10/21

サルナシのジャム

山での散歩のコースの途中にサルナシがあります。
赤い茎のつる性の植物で、2センチくらいの緑色のキュウイにそっくりの実がなります。
宮沢賢治のお話に、山ブドウとかサルナシとか山の幸が出てきます。
山にくるまで、見たことも食べたこともない私にとって、それは賢治の言葉のように、キラキラと輝くものでした。
今まで、大きな高い木に絡まって、手が届かないところにわずかにあるだけでしたが、
今年は、たくさん!引っ張れば届きそうなところに!

道路の通行の邪魔のなると切られてしまうので、少し早めですが採ることにしました。

まさに小さいキュウイでしょ?2センチ位の大きさ
ジャムにしました。砂糖もすこしだけ、あまり時間をかけずに、さっと煮ました。
酸っぱい!毎朝たべるヨーグルトにかけて食べます。
出来たのは一瓶だけ

2012/10/16

ラッピング

「点」の器を求める方は、自分のためにという方が多く「自宅で使いますから、包装も簡単でいいですよ」と言われます。
形もいろいろなので、箱などの用意も難しいのです。
しかし、たまーにですが、プレゼントに、お祝いにと求めていただくことがあるようになりました。
で、
月桂樹の枝を飾りにつけてみました。
これは、家の月桂樹。押し葉にしたもの。
荷札は、「点」のハンコ(ひめしゃらの枝でつくったもの)

のばらの実、サンキライの実なども添えるてもかわいいです。
どこかに森の香りがするようにしたいと思っています。


2012/10/12

アケビ

アケビをもらいました。

山でアケビを見つけても、手の届かない高いところにあることが多く、このようにきれいな紫色のはなかなかとれません。
梅の器にのせてみました。うーんぴったり!
梅 自然オイル 260×517×26

梅の木はヒビや割れ、虫食いがあり、なかなか器のするほどの大きさがとれません。
この大きさの梅の器は珍しいと思います。
こげ茶と黄土色の混ざり合った風合いが面白いと思います。
足袋のように先が二つになっているので、ひそかに「タビオ君」と呼んでいます。

アケビは中の白いところを食しますが、夫の故郷の山形では中に詰めもの(肉みそだったり、しそやししとう、みょうがを刻んだ甘味噌など)をして、揚げたりして、食します。

山形鶴岡の名店、地元の食材を生かした事で有名な 「アル・ケッチャーノ」が東京銀座に出店して、そこで、「アケビのパスタ」を食べたと聞きました。
皮を使い、ほろ苦く、美味しかった!と
ほろ苦い美味しさがわかるのは、「おとな」の特権です。

2012/10/11

お山たより3

水曜日はお店がお休みで、今日は工房ある中伊豆の山へ~
修善寺の家から20分位でつきます。
到着するとまず散歩
お店や家に飾る花を採ったり、むかごの成長をチェックしたり(この間の台風でけっこう落ちてしまったので残念)しながら、一時間ほど歩きます。
洗濯して、室内」やトイレを掃除して(木屑が落ちてる)お昼作って、普通の日常です。

ベーコンを作る窯?
すっかり、草のに覆われてしまいましたが、家にあったバーベキュー炉を壊したレンガでつくった窯です。
下に木材のチップ?(山桜の皿を作った削りかす)を燃やし、ベーコンを作ります。
寒くなって、スープが恋しい頃になると作ってもらいます。

2012/10/05

秋の静寂

修禅寺から奥の院までの約一里の道のりをガイドとともに秋の風景を楽しみながら、八十八ヶ札所やいろは道をめぐります。
春の静寂(四月の各日曜日)と秋の日曜日にあります。
奥の院までつくと、地元「湯舟」のお母さん手づくりのお弁当が待っています。
これが美味しくて!
地場産品も使ったこのお弁当目当てのリピーターもいます。
修禅寺周辺、竹林の小道も素敵ですが、
修善寺を少し入ると、里山の風景が広がっています。
手入れされた生垣のお家、もうすぐ稲刈りの田んぼ、畑、柿の木。
それも、修善寺の魅力の一つかなと。
春には、母(84歳)も一緒参加しました。
緩やかな坂道で、片道一時間半位なのでのんびりと~
昼食後自由解散~
特別にバスも出ます(13:00発)
温泉場まで400円  修禅寺駅まで500円
温泉場によって「箱湯」でひとっ風呂~なんてね。
野菜、山菜、手作りの漬物、こんにゃくなど販売もあってうれしい!
私も、お弁当目当てに、秋ももちろん参加します。

会期  10月14日・21日・28日・11月4日
     AM10:00修禅寺出発(AM9:50受付)
参加日 1000円(弁当付き)
申し込み30名(先着順で定員になり次第締め切り)
参加する三日まえまでに

伊豆市観光協会修善寺支部 0558-72-2501
                        www.shuzennji-kankou.com

2012/09/30

十五夜

今日30日は十五夜です。
なのに、なのに・・・・
大きな台風がきている。。。消防団が注意を呼びかけています。

十五夜のお菓子をいただきました。
可愛いので、思わず「楠のパン皿」にのせてパチリ!
この楠の木は、修善寺温泉場地区の木です。
売っているものと違い、節や色などくせがあり表情が面白いです。
きちんとした形も好きですが
このように耳も残して、自然を切り取った感じがよいなぁと、思います。
端の耳?がこげ茶でいい感じなんです。
お菓子やパンだけでなく、なしやりんごなどの果物、チーズ、サラダなど
カップをのせて、トレイとしても使えます。

2012/09/23

磁器のカップとグラス

ナゴヤドームに作品を置くために、今大きい作品に取り組んでいる最中ですが、「点」に合う可愛いい(?)器を作ってもらい、作品が届きました。
白磁、青磁の薄いブルーは、自然な木の色と合うような気がします。


高さ約6.5センチ
軽いんです
釉薬がかかっているところと、そうでないとところが模様になっていて、手が滑らないようになっています。

高さ約10センチ

すこしスマートな細長い感じで、安定するように、下のほうをすこし重く作ってあります。


2012/09/12

修善寺・柳生の庄 古典落語の夕べ


九月の始めの平日に、古典落語の会が開かれます。
今年は9月12・13・14日  20時~21時30分(19時半開場)
                 前売り1000円当日1200円通し券2500円



地元、修善寺温泉場出身の春風亭傳枝さん、
そして、江戸っ子の三遊亭圓遊師匠



会場は、数寄屋造りの一度は泊ってみたい高級旅館の「柳生の庄」の剣道場(剣道場があるなんて、さすが柳生!)
今日、初日にいってきました。
傳枝さんが、一席、と「かっぽれ」
若くて、勢いがあります。
かっぽれも踊ってくれました。
圓遊師匠が二席
何といっても、どうやって、現代から古典の「はっつぁんくまさんの長屋の世界」にもっていくのか、「枕」が面白いです。
そして、修善寺の話も入り、お客さんへのアドリブ、自在でさすが師匠!
やっぱり生の話はいいです。

大笑いして修善寺の夜は更けてゆきます。

2012/09/08

10センチとラボラトリオ

松本城の本最古の五重天守(さすが国宝)

















松本へ行ってきました。
木工をしている夫は、木工作家としてとても有名な三谷龍二さんのお店「10センチ」を訪ねてみたいと思っていました。

以前修善寺のお店に来た方に
「どんな人がつくっているのか?どういう経歴なのか?」
いろいろ質問、尋ねられました。

「外の雰囲気、空気が他と違っていて、気になって、中に入ったんだけど、三谷さんの作品が何故ここにと思ったので」
実は、鎌倉の寺社建築の棟梁(すごい!)で、三谷さんとも親しいと話されました。
「作ったものには人柄が出る。ものを作っていくのは大変だけど頑張るように」と、励まされました。
そして、山桜の大きめの皿を買っていかれました。

地図を頼りに、10センチをやっと探し当てました。
作品は少ない(人気ですぐになくなってしまうから)ですが、静かで、やさしい。
本で見たものを、実際に目にし、手に取ることができ満足しました。

バチバチと写真を撮るのもなんだか~と思っているうちに一枚も撮らずに・・・・とほほ

ラボラトリオも同じように雑誌で紹介されていて、歩いてすぐ。衣類と、雑貨と、木工が古い薬局のビルにゆったりとあります。
歩きくたびれたので、そこで「マフィンとスープのランチ」をいただきました。
かぼちゃとレンズ豆のスープ、噛みごたえのある全粉粒のマフィン
ついつい、デザートにルバーブのケーキ(だってルバーブですもの)
ラボラトリオの側面から

















昭和初期に建てられた建物は、多角形の出窓、タイルの装飾など贅沢に建てられています。

クラフトの町松本を散歩し、あらためて、どのようなものを作っていくのか、どのような店にして行くのか、考えました。
温泉にも入り、すこしリフレッシュして、また気持ちを初心にもどって、始めたいと思います。






2012/08/29

ハイジのマグカップ

桂  直径88×70
たっぷりとした大きさの「俺のマグカップ」を作ったので 
今度は、珈琲用のマグカップを作ってみました。

ミルク入れたら、「ハイジのマグカップ」みたい。

2012/08/20

藤原友彦書画展

修善寺ホテルに、藤原友彦書画展に行ってきました。
「藤原友彦書画展」8月20日~26日(日)修善寺ホテル
期間中、カレーランチ¥1000(+¥500で入浴できます)

まずは腹ごしらえ、カレーweekなので、本格的なジャワカレーが食べられます。それほど辛くはないのですが、美味しい、温野菜のサラダがついてます。
これで、珈琲がついたら~と話していたら、バリ珈琲(粉を沈殿させて飲む、苦味のないやさしい味)

 
藤原友彦さんを知ったのは15年以上も前でしょうか、伊東の商店街で目にしました。
素晴らしい作品にびっくり!品があり技術があり、アーテステック!
そして美智子皇后愛用のアクセサリーもつくっているとは!

美智子皇后愛用のバッグ(レプリカ)
本当に美しい
そっれなのに、私でも買えないお値段でありません・・・そしてこんな身近な伊豆にアトリエがあり、お住まいとは!
それからまもなくそのお店が無くなってしまい、その作品を目にすることができなくなってしまいました。そしてある日、修善寺の魚屋さんで、「藤原友彦遺作展」のパンフレットを目にしました。
お亡くなりになったんだ・・・・がっかりしました。!そして、アクセサリー以外の絵画、銅板のシャツ・コムデギャルソン・立体の仕事を知りました。
アバンギャルドで、皮ジャンを着た写真のおじいちゃんのかっこいいこと!
パンフレットはいただいて帰り、大事にきょうまで持っています。


アクセサリーも何点か展示販売されています。
平面作品、書画もたくさん展示されています。
空間、線がピッと決まっています。そしてユーモア。
常に手を動かしていたと説明していただきました。
「抽象造形」は高い評価を得て、メトロポリタン美術館に作品集が永久保存されているそうです。テーブルの上の作品集を拝見して、デッサン、そして立体、こんな境地にはなかなかなれないと感じたり、くすっとしたり面白かったです。 



2012/08/14

お豆のマリネ  

お豆(これはレッドキニーネ)+玉ねぎの薄切りでマリネにします。
 (米酢+塩+コショウ+砂糖すこし+好みでオリーブオイル)
野田琺瑯の入れ物、もとはバターケースでしたが、山桜でバターケースを作りそれを愛用しているので、もっぱらマリネなど「酢」を使ったものに~柔らかい白色が可愛い。 有元葉子さんの「作り置きレシピ」は手早く夕食を作る時、お弁当、人が集まる時の強い味方です
冷蔵庫で一週間位もちます。それをいろいろ使い回します。 

 
 お豆のマリネ+いんげん+パプリカ+コーンを混ぜてみました。

トマトやレタス、オクラなど、も合います。
入れ物は「山桜のお椀」 汁ものご飯だけでなく、あえ物、納豆などもあいます。
ね、可愛いでしょ!

2012/08/08

万天の湯

八月 駅前祭り 桂座のお手伝い 
とあっという間に一週間が過ぎてしまいました。

お店がお休みの火水と工房のある中伊豆の山で過ごしました。

今日は、伊豆スカイライン沿いの「万天の湯」へ
伊豆の山々ぐっるっと眺められ、運がよいと富士山が見えます。
ちなみに修善寺の我が家の部屋からも見えますが、夏より冬のほうが確率はよいです。

高いところにあるので、なんといっても涼しい!写真はベランダからのものですが、風呂上がりに高原の風に吹かれるのは最高です!
なにもないので、お弁当持参でおしゃべりしたり、お昼寝したり、読書したりとさまざまです。
大木牛乳(土肥の牛乳屋さん)のコーヒー牛乳を、腰に手をあてぐびっと飲みます。
スカイラインのところなので、ツーリングの人など見かけます。



伊豆スカイライン沿い、中伊豆リハビリ近くですが、国道59号線原保 地蔵堂方面から上がっていく道もあります。                         
こんなに最高のところなのにあまりひとがいない!外のお風呂も中も今日も母と二人占めでした。
存亡の危機みたい。。。
「万天の湯」
10:00~20:30(最終入館20:00)
木曜定休  大人700円 子供300円(伊豆市民半額)
テニスコート一時間1000円
0558-83-1154

夕方 日が落ちるときから星が瞬き始めるときくらいのときに入ってみたいと思っています。

2012/07/31

枝豆

夏!ビールのお供といえば枝豆でしょう!

とりたては何でも美味しいものですが、トウモロコシと枝豆は特に味が違います。
手に入れたらすぐに茹でます。
うちでは、ヘタははさみで切りません。
手でむしったらそのまま茹でます。
茹ですぎないように、少し歯ごたえがあるところでザルにあけ
塩をふって、さまします。

きゅうりに味噌をつけて食べる時も、せいぜい真ん中で二つに切るくらいです。
夫は料理についてはうるさくはないのですが、
あまり、手をかけるのは好きではないので、この二つについてはこだわりがあります。


器は山桜楕円の器です。
厚めで、しっかりとした感じです。

2012/07/27

山栗


暑いです。こんなに夏は暑かったでしょうか?

お店では、弱冷房にしています。
そして、時々、扇風機を回しています。
道行く車と人を避けながら、道路に打ち水をしています。














そんな中、中伊豆の山では、山栗が実をつけているのを発見しました!
まだ、中身はありませんが、2~3センチの小さな実です。
欅の花器、普通は縦に加工するのですが、これは横に輪切り?で面白い形です。




これは梅の花器です。
梅はずっしりと重い質感があります。
南天の小枝とすすき
(矢羽すすきだと風情があるのですが、家の裏にはえていたただのすすきです)
南天の若葉とすっとしたすすきの伸びやかな線が、涼しげだと思うのですが
いかがでしょうか?

2012/07/20

梅シロップの話

梅シロップか梅酒は、毎年作ります。

修善寺では、タケノコと梅はもらえるものとなっています。
漆鉄媒染  楠 直径85×80
子供が幼稚園の時、片道30分以上の道のりを毎日歩いて通園していました。
この季節、汗だくになります。
坂の途中でしばしの休憩
「あとすこし、おうちに帰ったら、梅ジュースのもうね~」
と励ましつつ坂道を登ります。
ばんそうこうをポケットに入れ(ころんだときのおまじない)
下の子はパンツをいれたリュックをしょって、よく歩きました!
大変だったぶん思い出があります。

梅シロップ
・青梅1キロ
・氷砂糖1キロ
青梅を洗い、へたを竹くしでとって氷砂糖で交互につけるだけ
私は、焼酎で梅をさっと洗います。
一番うえは氷砂糖でふたをします。
氷砂糖がとけたら出来上がり
ペットボトルなどに小分けにして、冷蔵庫で保管します。

器は、フリーカップ(楠 鉄媒染漆)黒いので、白い氷が映えます。

2012/07/14

夜の散歩

九州が大変です。
夜中などに、激しい雨が降ると、家の中にいても怖さを感じます。
大雨さんもうやんでくださいと願わずにはいられません。

夜の散歩が好きです。
お店があったり、早起きが苦手というだけでなく、
夜はいつもの景色が違って見えるからです。
黒々とした木々の影
山々の連なり
家々のあかり
狩野川の流れ

匂いも感じ、感覚が少し鋭くなるような、
自分の頭を整理ししたりするのにも「歩く」のはいいです。
今の季節は日中暑いので、ぴったりですが
寒い冬、帽子かぶってマフラーぐるぐるまきにして歩くのも好きです。
少しぐらいの雨だったら傘さして
雨の日のアスファルトのにおい。。。

スーパーに寄って食材を買ってしまうと、とたんに現実にもどってしまいます!

2012/07/07

一年たちました













七夕です。
店の横に、この道を通る修善寺小学校生の願い事を書いた短冊を飾りました。
「点」が開店して一年経ちました。

若いカップル熟年のご夫婦、
娘さんと御両親、ご家族連れ、おひとり様、友人と

東京から、関西から、
アメリカ、ドイツ、フランス、スイスから

長岡、伊豆高原、修善寺などの別荘から
沼津、三島、天城など地元から
いろいろな方が、お店にいらしゃいました。

一年たつと、
「以前ここへ来て~「点」に寄るために、修善寺に寄ってもらたの」
というお話を聞いて、ますます、恥じないような仕事をやっていきたいと、
心を新たにする二年目です。

2012/07/04

一周年記念食事会

七月、「点」が開店してからもうすぐ一年になります。
そこでお世話になった人たちと、食事会を開きました。

・かぼちゃとさつまいものサラダ
(全卵の自家製マヨネーズ、煎り麦芽のトッピング)

・スモークサーモン
(大好きなんです)

・ トマトとモッツラレラチーズ、バジル

・ズッキーニのオムレツ
(パルメジャーノを入れるとおいしい!、トマトの水煮にベーコンたまねぎもいれ、トマトソースも作ったのだけど、裏ごし面倒くさくて・・それをするとプロっぽくなるけど・・)


・ローストビーフ
(500グラムの牛肉を、フライパンで20分位転がしながら焼くだけ~三島おだし香紡のブログのレシピから~ビックリするくらい簡単でおいしい!500グラムがミソ)

・大根とひじきとみょうが三つ葉のサラダ

・新じゃがの鍋蒸し焼き
(高山なおみさん野菜便りの本から~仕上げにバターとお醤油)

・グリーングリーン炒め
(いんげん、オクラ、ししとう、ズッキーニを、にんにく鷹の爪を加え、オリーブオイルで炒めます。仕上げにナンプラ―入れると少し変わった味になります)

・湯葉と湯豆腐
(差し入れ~修善寺大黒屋さんの~美味しいんです!日本酒党にはかかせません)

・お豆のサラダ
(ひよこ豆などいろいろのお豆、さつまいも、トウモロコシ、やさしい味で人気でした
~差し入れ)

・タコ焼き
(関西にしばらく住んでいた娘が焼きます!)

・わさび茎の酢漬け
(差し入れ~お土産として売ってもいますが、伊豆では家庭でも作ります)

・サクランボ
(山形の佐藤錦だ!差し入れ~)

・パイナップル

・ソフトクリーム
(花の道~はちみつソフト、ジャージー牛乳で美味しい~差し入れ)

・珈琲

料理作るのと、食べるのと、おしゃべりで、
後の写真を撮るのはすっかり忘れてしまいました。。。

にぎやかな楽しい一晩でした。

2012/06/28

ローズマリー

塀のところに植えたのローズマリーが大きくなり、切りましたので
店先に「御自由にどうぞ」とおいてあります。
道行く人が、「いいにおい」「いただいてもいいですか」と持っていきます。

「鶏肉とジャガイモの焼いたの」なんかに、よく合います。
フライパンに鳥もも肉、皮のほうを下にして焼きます。
ジャガイモは軽く火をとおして、その横に加えます。
ローズマリーの葉もパラパラとくわえます。
キノコ類(エリンギなど)もよく合います。
塩コショウ~(クレージソルトというのが便利)
あるいは、醤油+マスタード
生クリーム+マスタード

ガーリックトーストにも合います。フォカッチャにも

庭の月桂樹も大きくなって・・・・切ったらまた、店先で配ろうかしら・・






2012/06/21

ちりめん山椒

山にわらびが生えているのは知っていましたが
散歩の時山椒の実を発見した時は、狂喜乱舞しました。
京都に行った時にはちりめん山椒は必ず買って帰りますし、
花山椒のつくだ煮、山椒昆布も好きな山椒好きです。
そして、山椒の実は山椒の木に必ずなるとは限らず
実がつく木と実がつかない木があります。

そして、実がついている木はなかなかないのです!
貴重な山椒の実がなっているとは!


この時期だけ、少し過ぎるとなかの実が黒くなってしまいます。
  
山椒の実は、軸をとって(この作業が大変)実をさっとゆでて水にさらします。
このまま冷凍して保存してもよいのですが、醤油と酒につける方法をを、
母が調べたらしく、今年はこの方法です。
以前は、私も作りましたが、母のほうが仕事が丁寧なので?今は、母にお任せです。
山椒がたくさん入った「母のヒーハーちりめん山椒」です。

2012/06/15

修善寺ハリストス正教会

「ひっそりと」というのは、私の好きなキーワードですが
修善寺温泉場地区、旅館「桂川」横に、
ロシア正教の教会,正ハリストス教会が
ひっそりと、あります。

以前、旧修善寺町の町営墓地を散歩したとき
〇〇・アナスタシア・〇〇と書いてある十字架のお墓がありました。
駅近くの柏久保という地区にも、正ハリストス教会がありましたが、
現在は、建物は無くなってしまいました。
温泉場地区は、いまも信者さんがいて、ミサもおこなわれているそうです。
中の見学は、できないのですが・・
山下りん(明治の日本人初の聖像画家)イコンがあるそうで、ぜひ見てみたいと思っています。


高い建物がなかった昔は、この塔が見えてくると、温泉場に帰ってきたなぁと思ったそうです。
周りは、木に囲まれてあまり目立ちません。
建物の周り、敷地には入ることができます。
ひっそりと、明治大正の時代に想いを馳せます

2012/06/09

「遊び」の仕事

器を作ると端材がでます
器ができるほどに木が大きくなるまでには、長い年月がかかります
もったいないので、端材も生かして、小さな器をつくります
10~13センチくらいの大きさ
いろいろなうるしの技法で仕上げてあります


左 外乾漆子仕上げ  右 外鉄媒染仕上げ
 いろいろなうるしの技法を使い、内と外をかえてみたりして、遊んでいます

左 溜めうるし  右 外鉄媒染仕上げ
使いやすい形大きさという決まった器の仕事も大事なのですが 
「遊びの仕事」というのも
木が好き、木を生かしたいという初心ともいうべき想いを持ち続けるためにも
必要のことなんです

「大きなのは買えないんだけど」と店にいらしゃる度に、小さな器を求められ
「飾って眺めているんだ」という方がいます
「飾るだけでなく、茎わさびの三杯酢など入れて、使ってください」というんですけど・・
もちろん〇〇をのせたら~〇〇をのせて使っていますというお話もあります

2012/05/31

角皿 2

木の大きさに合わせて、いろいろな大きさに作った長い皿があります
「どんなお料理をのせようか」とイメージがわきやすいのか、なかなか人気です
前菜をちょっとずつのせたら、漬物をいろいろ並べたら、もちろんバゲットを並べブルーチーズ、残り物を並べても、美味しそうにみえる?

上とち130×600×15 
下とち130×283×15
  上の大きさのとちの長皿は60センチとかなり長いのですが、食卓の上でかなり存在感があります

上とち130×545×15
下ウオールナット130×416×15(漆)
  下のウオールナットは、漆を塗ってあり、漆とくるみの成分が反応して、紫がかった茶色になります
食器棚にしまいこまないで、こんなふうに木の実などちょっとおいて、飾ると可愛いです